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ポケモンバトルについて語りたいことを語ります。よろしければお付き合いください。

【全解禁ダブル】バトルレジェンド使用構築

 みなさんこんにちは。コナタンです。ここ最近は月2回のペースで公式大会があるため、ブログの更新ペースも早いですね。今回はバトルレジェンドで使用した構築の紹介です。ORASが発売されるまでにまだまだたくさんの公式大会が予定されていますので、1度は結果を出したいですね。目指せTOP10!みなさんも頑張っていきましょう!

 

 今回は3ロム分。3日間で90戦をこなしました。2つのパーティを3日間で10戦ずつ行った後、戦績の良かったパーティで再度最終日に30戦行いました。メインロムが25勝5敗、サブロムが20勝10敗、戦績の良かったメインロムのパーティで再度挑戦し、24勝6敗という結果となりました。最終レートは結果が出た後に更新したいと思います。

 

それでは使用したパーティの紹介です。

まずはメインロムの紹介です。

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 28戦終えて25勝3敗でレート1794。あと1勝で1800という大事な試合でパワーウィップを外し負けたために1800を逃しました。ニコ生で放送中の生主との対戦であったため、見ていた人もいるのではないでしょうか?そのあとこちらのエラーによって負けがつき5敗目。レート1800の壁の厚さを改めて感じました。あと一歩であっただけに本当に悔しいです。パーティのコンセプトはアルセオーガ軸ですが、炎飛行2体に鋼が2体とかなりタイプが偏った構築となっています。

 

以下に個別の紹介をします。

 

アルセウス@命の珠

特性:マルチタイプ

努力値:理想個体でないためHASベースとだけ書いておきます

性格:意地っ張り

神速、シャドークロー、剣の舞、守る

 

 アルセウスは第5世代の時にハイリンク産の個体を少しだけ厳選し、ボールにも特にこだわらずハイパーボールで捕まえてしまいました。一応、性格が意地っ張りでHABDの個体が20以上とそこそこの個体となっています。シャドーダイブを覚えている個体なんて持っていないので霊技は当然シャドークローです。シャドークローは地震との選択ですが、横との相性や構築上重いギラティナへの有効打として、またファストガードで神速を防いでくるファイアローへの打点として採用しました。ファイアローブレイブバードと合わせて多くの相手を縛ることができます。5世代の頃と変わらない期待通りの活躍をしてくれました。

 

カイオーガ@こだわりスカーフ

特性:雨降らし

努力値:C252 D4 S252

性格:控え目

潮吹き、濁流、ハイドロポンプ、雷

 

 テンプレ通りのスカーフカイオーガ。私は控え目しか持っていません。初めは濁流の枠に絶対零度を入れていましたが、打つ相手がルギアとギラティナだけであるため、HPが削れていても一定の火力が出せる濁流に変更しました。ハイドロポンプはワイドガード対策に単体を殴れる水技として採用しました。予想していた通り、相手のカイオーガに抜かれることが多かったように思います。

 

ファイアロー@気合の襷

特性:疾風の翼

努力値:A252 D4 S252

性格:陽気

ブレイブバード、ファストガード、追い風、挑発

 

 どんなパーティにも入りやすいSSクラスのポケモン。最速にすることで125族であるダークライを抜くことができるため、上から挑発を打ちダークホールを防ぐことができます。また、ファストガードによりカイオーガを先制技から守ることでHPを削らせずに潮吹きを通すことができます。襷を持つことで2ターン以上の行動を確保し、死に際の追い風や、ブレイブバードで削りと退場を同時に行うなど器用な動きをすることができました。

 

リザードンリザードナイトY

特性:猛火→日照り

努力値:H92 C164 S252

性格:臆病

熱風、ブラストバーンソーラービーム、守る

 

C:H252振りディアルガを晴れブラストバーンで確1 

 

 このパーティの1つの特徴がカイオーガリザードンの両立であると思います。理由はカイオーガでは突破が困難な草タイプへの圧力、また晴れブラストバーンによりグラードンディアルガゼルネアスを見ることができることから採用しました。またメガ進化により晴れにすることができるので、相手のオーガルンパへのメタにもなります。天候が激しく変化するこのルールではソーラービームを打つ場面がなかったため、雨状態でもカイオーガに打点を持つことができるエアスラッシュや、構築上重いバンギラスへの打点である気合玉を採用したほうがよかったと思います。

 

クチートクチートナイト

特性:威嚇→力持ち

努力値:H252 A236 S20

性格:意地っ張り

じゃれつく、アイアンヘッド、不意打ち、守る

 

 伝説有りの大会では真っ先に候補に挙がるメガ枠。伝説相手に広い範囲で弱点を突くことができます。高火力の不意打ちによる縛り性能も魅力です。相手のクチートとのミラーを意識してSに20振っています。

 

ナットレイ@ラムの実

特性:鉄のとげ

努力値:H252 A164 S92

性格:意地っ張り

パワーウィップアイアンヘッド、電磁波、守る

 

S:電磁波込み最速130族抜き調整

 

 草枠にはカイオーガと相性のいいルンパッパではなくナットレイを採用しました。フレンド対戦やショーダウンでルンパッパ入りの構築を回していた際、ルンパッパの有用性がいまいちわからなかったため、代わりの草枠としてカイオーガだけでなくゼルネアスにも明確な役割があるナットレイを採用しました。また、ラムの実を持たせることでダークライを見ることができるためSに努力値を振り、電磁波アイアンヘッドの形をとることにしました。

 

 次にサブロムで使用した構築の紹介です。

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 ダークライゼルネアスを軸として使いたいと思った際、先日ポケモンセンターで行われたダブルバトルの大会で優勝した2好きさんという方の構築を思い出し組んだパーティです。ダークライゼルネアスファイアロークチートは確定で残りの2枠で悩みました。そこで、この4体ではどうしても重いオーガルンパの並びに対して強くするために水耐性のあるギャラドスナットレイを採用することにしました。

 

 パーティのコンセプトはダークホールや追い風によるサポートからジオコントロールで無双を狙うパーティでした。しかし、ゼルネアスのメタが比較的容易であること。また、ダークホール対策が厚かったこと。さらに、ダークホールが通っても命中率を補強する手段がなく不安定であったことから安定した勝ちが見込めず、それが10敗という結果に表れたと思っています。

 

以下に個別の紹介をします。

 

ダークライ@メンタルハーブ

特性:ナイトメア

努力値:H252 C4 S252

性格:臆病

悪の波動、ダークホール、身代わり、守る

 

 今年の映画前売り券でもらえるカロスマーク付きのダークライです。私は5世代以前でダークライを持っていませんのでイカサマ個体を用意できず、悪の波動を採用しています。ダークホールを使っているだけで強いポケモンですが、相手のダークホール対策の対策が不十分であったこと、命中率を補強する手段がなかったことが原因でいまいち使いこなすことができませんでした。やはり、きりばらいクロバットや重力ヤミラミと並べて使用するべきであったと思います。挑発持ちに対して一度は動くことができるメンタルハーブを持たせることで場持ちを良くしています。

 

ゼルネアス@パワフルハーブ

特性:フェアリーオーラ

努力値:C252 D4 S252

性格:臆病

ムーンフォースマジカルシャイン、ジオコントロール、守る

 

 ジオコントロールを積むことで無双を狙っていきます。しかし、採用している技がフェアリー技のみであるため鋼で止まってしまうこと。またブレイブバードや神速などの高火力先制技の存在で、思っていた以上に動かすことが出来ませんでした。持ち物もパワフルハーブで固定されてしまうため読まれやすいことも原因の1つであると思います。

 

ファイアロー@気合の襷

特性:疾風の翼

努力値:A252 D4 S252

性格:陽気

ブレイブバード、ファストガード、追い風、挑発

 

 メインロムと全く同じ個体を採用しています。ダークホールとの相性であれば神秘の守りを奪うことが出来る横取りを採用したいところですが、この技構成のどれも抜くことが出来ませんでした。実際、横取りがあればよかったという場面はあまりなかったように思います。

 

ギャラドス@ラムの実

特性:威嚇

努力値:H248 B28 D136 S96

性格:慎重

滝登り、電磁波、挑発、守る

 

HD:11n調整、ゼルネアスのC2↑ムーンフォース確定耐え

S:準速バンギラス抜き

 

 威嚇もちで高耐久のサポート要員。カイオーガルンパッパの並びに対して強く、電磁波をまいて相手のSを落とします。また、ダークホール対策としてラムの実を採用し、電磁波からの挑発で対面から確実にダークライを止めにいきます。

 

クチートクチートナイト

特性:威嚇→力持ち

努力値:H252 A236 S20

性格:意地っ張り

じゃれつく、炎の牙、不意打ち、守る

 

 メインロムと同じ努力値配分となっています。こちらの個体は構築上重いクチートナットレイハッサムの対策として炎の牙を採用しています。ナットレイに強力な鋼技があるためアイアンヘッドを切りました。Sに努力値を割くことで、クチートミラーで上から炎の牙を打つことが出来ます。

 

ナットレイ@食べ残し

特性:鉄のとげ

努力値:H252 A252 D4

性格:勇敢

パワーウィップ、ジャイロボール、宿木の種、守る

 

 メインロムで使用したラムの実を持って電磁波をする役割をこのパーティではギャラドスに任せていますので、ナットレイは宿木の種と食べ残しで居座れる型にしました。この大会では高火力の炎技や格闘技を採用したポケモンが少なく、ナットレイへの有効打が少ないパーティが多かったため、回復して場に居座ることができるナットレイは間違いなく環境に刺さっていたポケモンであったと思います。

 

 シーズンレートでは禁止されている幻や伝説のポケモンが使える大会はやはり楽しいですね。まだまだ組んでみたい構築がたくさんありました。是非またこういう大会を開いて欲しいと思います。来年のWCSルールではゲンシカイキしたカイオーガグラードンを使えることを心待ちにしています。ご質問、ご指摘がありましたらこちらのブログのコメント欄、もしくは私のツイッター(@Red_Grave_11)まで連絡をお願いします。それでは失礼します。