【全国ダブル】高種族値スタン with いちゃもんボルトロス【JAPAN CUP 2015使用構築】
お久しぶりです。コナタンです。みなさんJAPAN CUP 2015本当にお疲れ様でした。結果を残せた方も、そうでなかった方もこの4日間は苦しみながらゲームをしていたことと思います。そのくらいレベルの高い大会だったと思います。
私はメインとサブの2つのロムで大会に参加しましたが、最高レートは1670前後と結果は振るわず、TOP勢との予選抜け争いにすら食い込むことはできませんでした。
今回はJAPAN CUP 2015で私がメインロムで使用した構築の紹介となります。選んだメガシンカポケモンはガルーラです。またサブロムではリザードンとユキノオーを使用しました。サブロムの構築はまた別記事で紹介したいと思います。
それでは早速パーティの紹介です。
以下、個別の紹介となります。
特性:肝っ玉→親子愛
陽気:H4A252S252
恩返し、グロウパンチ、不意打ち、守る
今回のガルーラはグロウパンチと守るを入れた積みエースとしての採用です。そのため、出来るだけノーリスクでグロウパンチを打ち有利な対面を作ることがパーティ全体のコンセプトとなります。ガルーラの守るはサポートとの相性だけでなく、積み技との相性もいいのでエースとしての運用であれば確定技でしょう。
ヒードラン@命の珠
特性:貰い火
控え目:H4C252S252
熱風、ラスターカノン、大地の力、守る
パーティ第2のエース。範囲の広い3ウエポンです。半減実や防塵ゴーグルも考えましたが、サポートとの相性を考えると高火力を上から押し付けたほうが動かしやすいと判断したため命の珠を採用しました。ラスターカノンの安定感が強みの1つです。
ボルトロス@防塵ゴーグル
特性:悪戯心
図太い:HBベース、Sは実数値135
10万ボルト、電磁波、挑発、いちゃもん
今回の地雷枠なので説明はしっかりと。あらゆるパーティに入っているスカーフランドロスに対して、多くのボルトロスはめざ氷を採用することである程度の対策をしていると思いますが、どうしても後手に回ってしまう点が不安です。そこでランドロスの上から何か有効な補助技を使いたいと考えた結果、「いちゃもん」という技に目を付けました。
「いちゃもん」とは「同じ技が連続で出せない」という技です。拘りアイテムを持っていれば一度打った技は続けて使えず悪あがきとなってしまいます。効果は場に出ている限り永続です。また、アンコールと違い1度も技を使っていない状態でも効果があります。
つまり、スカーフランドロスは「いちゃもん」をすることで、次のターン悪あがきしか使うことが出来なくなります。これにより、ガルーラやヒードランに対する縛りを一時的に解除することが出来ます。特に弱点がはっきりとしているヒードランに対しては1つの技のみ有効であるポケモンが多く、例えばガルーラのけたぐりをいちゃもんにより封じてしまえば、次のターンヒードランの行動が保障されます。
ボルトロスはどんな場面でもサポートできなくてはならないため、図太いHBベースの耐久振り、またモロバレルの怒りの粉により妨害されないよう、またキノガッサに対してより安定した立ち回りができるよう防塵ゴーグルを持たせています。
ボルトロスの補助技に「威張る」という技がありますが、この技は即効性があり、「電磁波」も「挑発」も「いちゃもん」も全て一度に解決してしまうほどの力を持っています。対策を切った構築や不利な対面をひっくり返すことができる可能性のある技ですが、安定した勝ちが求められるJAPAN CUPでは、場面に応じて適切な補助技を命中100で使うことが重要と考えたので今回は採用を見送りました。
いちゃもんボルトロスはグロウパンチガルーラの他にも、腹太鼓マリルリの起点作りや、アンコール、影ふみと組ませてみても面白そうです。これを機にいちゃもんと相性の良いパーティを考えてみてはどうでしょうか。
ランドロス@拘りスカーフ
特性:威嚇
陽気:H4A252S252
地震、岩雪崩、馬鹿力、とんぼ返り
受け回しが出来るパーティなのでとんぼ返りを採用しました。しかし確実に交換したい場面が多く、猫だましや守られて交換できないことまで考えると、素直に交換が安定となってしまい使い勝手が難しい技でした。最速スカーフなので準速スカーフランドの上を取ることが出来ます。
スイクン@オボンの実
特性:プレッシャー
図太い:HBベース、CSの調整は下記参照
熱湯、冷凍ビーム、追い風、バークアウト
C:H4振りのランドロスを冷凍ビームで確1
S:追い風下で準速スカーフランドロス抜き
追い風によるS操作をするために1回以上の行動がある程度保障されるオボンの実を持たせています。ゴツメを持たせたり、守るを入れる型もよく見かけます。
モロバレル@メンタルハーブ
特性:胞子
呑気:H252B252D4(S0個体)
エナジーボール、キノコの胞子、怒りの粉、守る
挑発持ちとの対面で確実に2度怒りの粉が打てるメンタルハーブを採用していますが、発動機会は少なかったです。相変わらずガルーラに対して裏から投げる展開が多いため、ゴツゴツメットが欲しい場面のほうが多くありました。
簡単ですがメインロムのパーティ紹介を終わります。多くの方が今大会で使用した構築をブログなどで紹介していると思います。それぞれがこの大会のために隠し持っていた大切なパーティだと思うので、新しい発見や次の構築のヒントが必ずあると思います。ぜひ多くの方の様々な構築を見てみてください。ご意見、ご質問があればこの記事のコメント欄、もしくはツイッター(Red_Grave_11)までお願いします。それでは失礼します。