【ポケセン名古屋】予選1位通過構築【チャンピオン決定戦:シングル】
皆さんお疲れ様です。コナタンと言います。普段はダブルバトルをしていますが、ポケモンセンターで行われる公式大会で、上位4人には特別なメダルがもらえるとなっては私も参加せざるを得ません。
というわけで、今回はポケモンセンター名古屋で行われましたチャンピオン決定戦に参加しました。クラブニンテンドーでポイントを貯めてもらえるピクミンのオリジナルTシャツを身にまとって参加しましたが、誰もそれに突っ込んでくれなくてとても残念でした。
結果は、24勝3敗。ポケセン名古屋で堂々の予選1位通過です!2位の方が20勝、4位のボーダーが17勝でしたので圧倒的な差をつけての勝利です。決勝トーナメントではポケセン名古屋の代表として、大きな画面に対戦を映してもらいポケセン東北の予選1位の方と戦いましたが想定外の技や持ち物で差をつけられ1回戦で負けてしまいました。ふがいない試合をしてしまい申し訳なく思います。応援してくれたポケセン名古屋の方々には本当に感謝しています。ありがとうございました!
ポケセン名古屋全体では予選4位の方が4位トーナメントで見事に優勝し場を盛り上げました。相手のメガハッサムが麻痺バグを引いて勝った試合は、ポケセン名古屋が1つになった瞬間でした。メチャクチャ盛り上がりました。
さて、以下に私が使用した構築と個別の紹介をします。今回のルールは見せ合いありの33でしたので3体のみの紹介となります。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
ミュウツー | ラムの実 | サイコブレイク | 波動弾 | シャドーボール | 身代わり | プレッシャー |
クチート | クチートナイト | じゃれつく | アイアンヘッド | 炎の牙 | 不意打ち | 威嚇→力持ち |
サンダー | アッキの実 | 10万ボルト | 熱風 | 電磁波 | 羽休め | プレッシャー |
ミュウツー@ラムの実
特性:プレッシャー
努力値:C180 D76 S252
実数値:H181 – B110 C174 D120 S200
性格:臆病
HD:ミュウツーの珠火炎放射確3
S:最速
今回のパーティの主役であるミュウツー様です。今回は親名「ポケスマ!」のプレシャスボール入りの個体を使用しました。相手のミュウツーとのミラーを意識したシャドーボールと、ダークライ、レパルダス、ニャオニクスを始めとする異常状態持ちを意識したラムの実、身代わりを採用しています。
持ち物は命の珠、突撃チョッキ、ラムの実のいずれかで悩みました。命の珠は安定して高火力を出すことができますが、ダメージ計算をしますとメガクチートを火炎放射で落とせることと、メガバンギラスを波動弾で落とせることぐらいしかメリットがなく、多くの仮想敵が確2であることに気づきました。特にシャドーボールで相手のミュウツーが落とせないこと、波動弾でメガギャラドス、メガガルーラが落とせないことがミュウツーに命の珠を持たせるメリットが薄いと感じた理由の1つでした。
突撃チョッキは火力アップアイテムを持っていないミュウツーのシャドーボールを確3にできること、またゼルネアスのC2↑ムーンフォースを耐えることがメリットですが、異常状態に弱く、不意打ちを容易に通してしまうため採用を見送りました。
そこで、今回はタイマン性能を上げた耐久振りで異常状態にも強いラムの実を持たせたミュウツーを使用しました。相手のミュウツーの珠火炎放射を確3にできるため、シャドーボールを持っていないミュウツーとのタイマンに勝つことが出来ます。また、ラムの実を持たせることでダークライとの対面でダークホール読み身代わりと身代わり読み悪の波動の択ゲーをすることなく波動弾を選択できること、サンダー対面も同様に電磁波と10万ボルトの択ゲーをすることなくサイコブレイクを選択することが出来ます。大会ではダークライに4,5回当たりましたが、全員が初手でダークホールを打ってきました。そして全て当たりました。
ラムの実を持たせることで、猫の手胞子のレパルダスやダークライを見ることが出来るようになったため波動弾を確定としました。炎技は打つ相手がメガクチートとメガハッサムだけであり、私のパーティでは裏のサンダーで後出しから相手をすることが出来るために炎技を切りました。
身代わりはラムの実と合わせて2度異常状態技を透かせること。またギルガルドとの対面で有利をとれること。悪戯心電磁波に対するメタなどを考えて採用しました。またメガクチートとの対面で不意打ちを透かすことが出来ますが、炎技がないためあまり意味はありません。この枠は小さくなる対策の挑発や、メガガルーラやメガクチートとの対面で安定する鬼火も候補に挙がりました。
Sは相手のミュウツーと同速勝負ができる最速安定です。お互いシャドーボールを持っている場合は2度目のS勝負で勝敗が決まります。同じく130族であるメガゲンガーは厳選で最速を粘っている人がいなかったのか、全て抜くことが出来ました。ルール上ほぼ間違いなくメガ石を持っているためサイコブレイク安定です。
特性:威嚇→力持ち
個体値:H30 A18 B15 - D29 S8
実数値:H155 A117 B97 - C99 S59 → H155 A137 B137 - D143 S59
性格:慎重
じゃれつく、アイアンヘッド、炎の牙、不意打ち
HD:ミュウツーの珠火炎放射確定耐え
ポケセンで配布された厳選産のクチートです。今回の個体はあまりよくないですが、狙っていた慎重でHDが良い個体が出たので採用しました。意識したラインはミュウツーの命の珠火炎放射確定耐えです。これにより、ミュウツー対面における不意打ち読み身代わりと、攻撃読み火炎放射の択ゲーをすることなく、じゃれつくやアイアンヘッドを打つことが出来ます。また数は少ないですが、ゼルネアスのC2↑めざ炎も意識しています。この大会では1度だけ見ることができました。
この個体はSの個体値が低く、努力値を割くこともできなかったのでミラーにとても弱いことが欠点でした。大会では全てのミラー勝負に負けました。やはりミラーを意識してS4振りのメガクチートを抜ける実数値72までSのラインを上げるべきだと思いました。
余談ですが、今回のポケセン配布のクチートは性別が受け取った時点で固定されていることにお気づきでしたでしょうか?今回私は♀のクチートを使用しましたが、性別が♂で固定されたロムでクチートを厳選した対戦相手の方から、その♀クチートは本当に配布産なのかという指摘を受けました。その方は♀のクチートを出そうと必死に厳選をしていたそうです。なぜこのような仕様にしたのか全くわかりませんが、この仕様により♀のクチートを使いたいという思いが叶わなかった人がいるというのはとても残念なことだと思います。
サンダー@アッキの実
特性:プレッシャー
努力値:H208 B120 C32 D32 S116(めざ飛個体:U-UUUV)
実数値:H191 - B120 C163 D114 S135
性格:控え目
10万ボルト、熱風、電磁波、羽休め
H:16n-1
HB:アッキの実込みでA特化クチートのアイアンヘッド+じゃれつく確定耐え
HD:ミュウツーの珠冷凍ビーム確定耐え
S:最速70族抜き
前回のバトルイベントではカロス産の臆病めざ氷個体を使用しましたが、今回は熱風を覚えた個体を使用するためにHGSS産の控え目めざ飛個体を使用しました。5世代では眼鏡めざ飛でローブシンを倒し、裏への一貫性も取りやすかっためざ飛サンダーですが、6世代でめざパの威力が60となり、エアカッターと同威力となってしまったため、すっかり産廃となってしまいましたね。
今回も前回に引き続きアッキの実を持たせています。今回の環境にはメガクチートが多いと予想されましたのでBのラインを前回よりも少し上げて、A特化メガクチートのアイアンヘッド→じゃれつくをアッキの実で確定耐えの調整としました。これにより相手のメガクチートとこちらのミュウツーとの対面における攻撃読み不意打ち、身代わり読みアイアンヘッドの択ゲーをすることなく、比較的安全にサンダーを繰り出すことが出来ます。
Sは最低ラインである最速70族(実数値135)抜きとしました。ギャラドスやサンダーミラーを意識するなら最速81族(実数値147)抜きまで欲しいところです。今回の大会ではギャラドスは厳選個体、サンダーはHBベースの個体が多かったためか一度も抜かれることはありませんでした。
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