【ブイズローテ】イーブイフレンドリーマッチ使用構築
皆さんお久しぶりです。コナタンと申します。今回はイーブイフレンドリーマッチで使用した構築の紹介をします。
今回は1つのパーティしか準備ができなかった都合上、メインロムで1日目から3日目まで10戦ずつ行った後、最終日に少し型を変えてサブロムでまとめて30戦行いました。結果はメインロムが23勝6敗1無効試合でレート1718の94位、サブロムが24勝4敗2無効試合で1764の30位でした。ほとんど同じ型のパーティを使用し両方のロムで100位以内に入ることができたので、安定して勝つことができる良いパーティが作れたのではないかと思います。
以下にパーティの紹介をします。
こちらがメインロムの構築です。
次にサブロムの構築です。
違いはエーフィの持ち物と技構成のみになります。基本選出はエーフィ、リーフィア、ブースターorニンフィア、そして裏にサンダースとなります。選出時にブラッキーとシャワーズがいた場合はブースターの通りの悪さからニンフィアを代わりに選出します。基本的に1500~1600前半にブラッキー入りが多くいるため前半はニンフィア入り、レートが上がるにつれてブースターを選出する機会が多かった印象です。
以下、個別の紹介です。今回の大会はレベル30であるため、レベル50の時と努力値振りが少し異なります。
シャワーズ@食べ残し
特性:貯水
努力値:H252 B252
性格:図太い
熱湯、嘘泣き、願い事、守る
60戦して選出回数0回。完全に置物でしたが、見せ合い時にテンプレ構築であると見せることが大切であるためこの枠のシャワーズは外せません。このパーティでは図鑑ナンバーが1番早いので、選出回数0回ながらもパーティの左上に居座り続けました。
サンダース@こだわり眼鏡
特性:蓄電
努力値:C252 S252
性格:臆病
10万ボルト、シャドーボール、雷、輪唱
はっきりとした役割の抜きエース。バトル終盤に一貫性を取りに行きます。基本は10万ボルトとシャドーボールを打ちますが、HPが残り25%のリーフィアを身代わり貫通で倒せる輪唱と、終盤苦しい展開になった時のみ使用して無理やり一貫性を作れる雷を採用しています。なお、雷を使用した3試合は全て負けました。
Sは相手のサンダースを意識して最速。終盤シャドーボールの一貫性を作るためには相手のサンダースのSを意識する必要がありました。ニトロチャージを1度積んだブースターも抜くことが出来ます。
ブースター@毒毒玉
特性:根性
努力値:H252 A236 S12
性格:意地っ張り
空元気、フレアドライブ、電光石火、鈍い
S:無振りブースター抜き
トリル下のエース。初手から鈍いを積み毒毒玉で根性発動、エーフィのトリックルームから空元気、フレアドライブで相手の数を減らしていきます。このルールにおける物理アタッカーはリフレクター込みのダメージ計算が求められます。そのため、リフレクター込みでも殴り勝てる高火力が必要となります。この型であればリフレクター込みでも耐久無振りのエーフィとサンダースが空元気で確1、もともとタイプ相性の良いリーフィアやニンフィアにも打ち勝てます。但し、身代わり連打や守る、気合の襷などには注意が必要です。高レートになるほどこれらの対抗策がしっかりとしている印象でした。トリルが切れた後も電光石火で身代わりを破壊することや、サンダースの一貫性を作るための削り役として機能しました。
Sの12振りは同族意識です。無振りのブースターの上から鈍いが詰めること、お互い鈍いを積んだとき非トリル下で確実に先制できることが強みです。
エーフィ@オボンの実(気合の襷)
特性:マジックコート
努力値:H252B36C76S144
性格:臆病
サイコキネシス、瞑想(光の壁)、リフレクター、トリックルーム
HB:陽気A252ブースターのフレアドライブ確定耐え
S:最速リーフィア抜き
メインロムでは瞑想オボンを使用していました。瞑想を積むことにより耐久無振りリーフィアを確1で倒せます。また、リフレクターと瞑想で長く居座れるためオボンを持たせています。陽気スカーフブースターのフレアドライブを確定耐えの調整にすることで、安全に初手のリフレクターを張ることができます。耐久調整と瞑想サイキネの火力確保のためSは最速リーフィア抜きに抑えています。
サブロムではトリル下の高火力技や急所などの事故を防ぐことができる気合の襷を使用しました。これより(噛みつくによる怯み以外?)確実にトリックルームが張れること、また相手の鈍いトリルとっておき無双を止めることができるようになりました。瞑想は不要であるため光の壁に変更しました。
リーフィア@サンの実
特性:葉緑素
努力値:A252 S252
性格:陽気
リーフブレード、電光石火、剣の舞、身代わり
最速リーフィア。レベル30だと準速エーフィと同速になります。エーフィには抜かれていること前提で動かし、相手のリーフィアにも有効打がない技構成であるため、意地っ張りにしてSを削り耐久に努力値を割いてもよかったかもしれません。シザークロスや恩返しなどが欲しい場面もありましたが、それ以上に電光石火が活躍した場面が多くあったと思います。
サンの実は相手の溶ける、鈍い、リフレクターに対する対策として採用しましたが、残りHPが4分の1の状態では相手のエーフィやサンダース、また遅い相手でも電光石火持ちが怖すぎてなかなか動かすことができませんでした。そのため高火力アタッカーでありながらエースになることはほとんどなく序盤の削り役として機能していたように思います。エース運用として使うのであれば、願い事守るや日本晴れのサポートと合わせて使う必要があると思いました。
ニンフィア@精霊プレート
特性:フェアリースキン
努力値:H252 A236 S12
性格:意地っ張り
とっておき、鈍い
S:無振りニンフィア抜き
単純明快な鈍いとっておき型。見せ合い時にシャワーズとブラッキーがいた場合ブースターの通りの悪さからニンフィアを選出します。こちらもブースターと同様、リフレクターを張られても火力で押せる構成にしています。精霊プレートを持たせることで鈍い根性空元気とほぼ同程度の火力となります。
Sの12振りは同族意識です。お互い鈍いを積んだとき非トリル下で確実に先制できることが強みです。
最後に今回のブイズローテの環境に刺さっていると感じた並び、また次に同じルールの大会があれば使ってみたい構築を紹介します。
1. ニンフィア@鉢巻、ブースター@毒毒玉、エーフィ@襷+サンダース@眼鏡
初手からニンフィアの鉢巻捨て身タックルで削りを行い、トリル下のブースターや眼鏡サンダースの一貫性を作っていきます。初手のリフレクターや鈍いに対して高火力物理技を通して有利を取り、相手の思惑を崩します。同様の理由でスカーフフレドラブースターも候補として挙げられます。
2. エーフィ@襷、サンダース@残飯or粉、ニンフィア@スカーフ+α
いわゆるエコーボイス主体のパーティ。サンダースの影分身と身代わりからエコーボイスをつなげていきます。最後はスカーフニンフィアの最高火力のエコーボイスを連打することができますが、どうしてもトリルが重たいと感じます。そのため、襷エーフィでトリル返しをするなどの戦い方が求められると思いました。
ブイズローテはきちんと構築をすれば誰でも勝てるルールである以上、上位に食い込むためには1試合も負けが許されない大変シビアなルールであったと思います。さらに今大会はサーバの調子が悪くマッチング時に何度もエラーで戻され。また、対戦中にもサーバが原因と思われるエラーが起こり、無効試合となってしまった対戦がメインとサブ合わせて3試合もありました。1戦1戦が大切なこのルールにおいてサーバのエラーを無効試合で片づけられてしまったことは大変残念に思いました。30戦全てに勝ち負けがついた人は本当にうらやましいです。
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